キャッチコピーを入れて目を引くチラシを印刷しよう!
2022.02.23チラシ印刷チラシやパンフレットの中には、記載内容が魅力的で「これは気になる」「相談してみよう」といったように感情を動かしてくるものも見受けられます。
お客様の興味をそそるためには、印刷物にキャッチコピーを入れることが有効です。
本記事では、印刷物を見た方の目を引くキャッチコピーの作り方などをご説明します。
キャッチコピーとは?
キャッチコピーとは商品やサービスの特徴を、端的かつ明確にあらわした短い言葉を指します。
見た人の目を引き、「購入しよう」「相談してみよう」といった行動につなげることがキャッチコピーの目的です。
「キャッチコピー」は実は和製英語で、英語圏では「Advertising slogan(宣伝するための短い言葉)」が使われています。
キャッチコピーに似た言葉には、「キャッチフレーズ」があります。
キャッチフレーズとは宣伝のための言葉ではなく、映画やテレビアニメのキャラクターが発する「決め台詞」などを指します。
どちらも見た人・聞いた人の心に残るものですが、商品やサービスを販売することに特化した言葉がキャッチコピーです。
目を引くキャッチコピーの作り方
どのようなキャッチコピーを使用すれば、お客様の目を引き、心を動かせるのでしょうか。
こちらでは、目を引くキャッチコピーの作り方についてご説明します。
ターゲットの明確化
キャッチコピーを作成する際には、誰に対して商品やサービスを販売したいかを明確にすることが重要です。
万人受けを狙ったキャッチコピーよりも、ある悩みを解決したいターゲットに絞って設定することで、より明確なキャッチコピーを作成することができます。
悩みやニーズを考える
対象となる商品を購入するお客様は、どのような悩みを持っているのかを考えましょう。
日々の生活で困っていることや、現状抱えている悩みを自社商品でどのように解決することができるのかが明確になると、より強い訴求をもったキャッチコピーを作ることができます。
「○○を使って○○を解決!」「○○でお悩みの方必見!」などは、明確に悩みを持つ方の助けとなるキャッチコピーだといえます。
商品の特徴をリストアップ
ターゲットの悩みやニーズを深く理解するためには、まずは対象となる商品やサービスを深く理解しなければなりません。
社内のさまざまな方に意見を求めたり、実際に使用してみたりすることで、より深く商品を理解することができます。
体験談やさまざまな角度から得た意見は、他社の類似商品にはない、独自性を持ったキャッチコピーを作ることができます。
コピーライティング
コピーライティングとは、人の心理を理解し、言葉で行動を変えることを指す言葉です。
キャッチコピーにもコピーライティングがよく使用されています。
印刷物を見た方の気持ちを奮い立たせ、行動意欲を掻き立てられるようにターゲットの心理を理解しましょう。
キャッチコピーの改善方法
作成したキャッチコピーはそのまま放置せずに、同じ商品や別の商品にも活かしましょう。
成果が良かった場合・悪かった場合に限らず、その理由を考えることでより良いキャッチコピーを作成することができます。
つまり、キャッチコピー作成の「PDCAサイクル」を回すということです。
計画→実行→評価→改善→計画…を繰り返すことで、キャッチコピーを磨き上げることができます。
おわりに
本記事では、印刷物を見た方の目を引くキャッチコピーの作り方などをご説明してきました。
キャッチコピーとは、商品やサービスの特徴を端的かつ明確にあらわした短い言葉を指しており、購買意欲を書き立てるために使用されます。
目を引くキャッチコピーにするためには、ターゲットを明確にし、ユーザーの悩みやニーズを考えるなどで改善することができます。
印刷物を見たお客様の目を引き、心を動かせるようなキャッチコピーをつくるためにも、さまざまな視点や意見を取り入れて磨きをかけていきましょう。
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