折込みチラシにおすすめのサイズとは?業界別に解説【チラシ印刷】
2022.06.02チラシ印刷折込みチラシとは、新聞に折り込まれる紙媒体の広告で、配布地域や日程を自由に決めることができます。
本記事では、折込みチラシにおすすめのサイズを業界別にご紹介します。
折込みチラシに使われるサイズ一覧
一般的な折込みチラシに使われるサイズは、紙の規格ごとに下記のサイズに分けられます。
紙の規格 | サイズ | 寸法(単位:cm) |
A | A1 | 59.4×84.1 |
A2 | 42.0×59.4 | |
A3 | 29.7×42.0 | |
A4 | 21.0×29.7 | |
A5 | 14.8×21.0 | |
A6 | 10.5×14.8 | |
B | B1 | 72.8×103.0 |
B2 | 51.5×72.8 | |
B3 | 36.4×51.5 | |
B4 | 25.7×36.4 | |
B5 | 18.2×25.7 | |
B6 | 12.8×18.2 |
よく使われるのはB規格のサイズ
折込みチラシによく使われる用紙の規格はB規格が主流となっており、その中でもB4サイズのものが良く使われます。
というのも、チラシを折り込む新聞紙のサイズがB規格に近い縦横比の40.6×54.5であるためです。
サイズ別の効果
一般的に選ばれる折込みチラシのサイズはB4ですが、お客様にとってほしい行動や目的によってそれ以外のサイズを選ぶこともあります。
たとえば、ほかのチラシよりも目立たせたい場合はB1~B3といった、B4よりも大きなサイズを選びます。
また、クーポンや手元に残しておいてほしい場合はB5やB6といった、B4よりも小さいサイズがおすすめです。
業界別のオススメのチラシサイズ
折込みチラシは、下記の条件に該当する場合に向いている宣伝方法です。
- 自分の商圏に含まれる、幅広い地域に住んでいる方
- 中高年や主婦層といった、新聞を取っている世代
- 費用を抑えてチラシを配布したい業者
近隣エリアに住む方に配布して収益を上げることがチラシの目的となりますが、どの業界でもB4サイズが最適であるわけではありません。
こちらでは、業界別のおすすめのチラシサイズをご紹介します。
スーパー・飲食業界
日用品や飲食物を取り扱うスーパーやお客様に料理を提供する飲食業界では、B4より大きなサイズのチラシを使用することがあります。
スーパーの場合は曜日ごとのセールを周知したりお得な情報を発信したりする際に使います。
デリバリーサービス・緊急性が高い業界
デリバリーサービス・緊急性が高い業界には食品の出前や水・ガスのトラブルといったものが含まれます。
これらの業界は緊急性を要するものや急に必要に迫られるものが多い傾向にあります。
そのため、チラシを見た方は「いつか使うかもしれない」「念のため取っておこう」という懸念から自宅に保管しておくことが考えられます。
家庭によっては冷蔵庫やボードに貼り付けて保管することもあるため、B4よりも小さいB5~B6が向いていることもあります。
旅行会社やエステサロンといった、商品メニューが豊富な業界
商品メニューが豊富な旅行会社やエステサロンといった業界では、B1~B6に限らずさまざまなサイズのチラシが使われます。
たとえば旅行会社なら、旅行先を強くアピールするためにB1~B2が使われることがあります。
また、エステサロンの場合、クーポン付きのチラシを発行する際にはB5やB6が選ばれることもあります。
イベント・催事を行う業界
モデルルームや就職活動といったイベント・催事を行う業界でも折込みチラシは活用されています。
イベント・催事業界でチラシを発行する理由は集客数を増やすためで、そのためにはより多くの人に対してアピールする必要があります。
そのような業界のチラシには会場やイベント詳細が記載された、大きめのものが使われることもあります。
折込みチラシを使用することによって特別感を出し、注目度や集客率の向上につなげることができます。
おわりに
本記事では折り込みチラシのサイズについてご説明しました。
新聞の中に含まれる折り込みチラシは、一般的にはB4が使われる傾向にあります。
しかし、チラシを制作する目的や業種によって、さまざまなサイズが使われます。
折込みチラシを制作する際には、集客目的やチラシに期待する効果などを考慮して最適なサイズを選びましょう。
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