片面印刷と両面印刷はチラシを見る人の視点や情報量で決めよう

2023.01.14印刷

チラシの印刷

「チラシを作りたいけれど、片面印刷か両面印刷にするか迷う…」という方も多いかと思います。

今回は、チラシを作る際、片面印刷・両面印刷どちらにするかという内容についてご紹介していきます。

 

片面印刷の場合、低予算でも印刷可能

低予算でも印刷可能

チラシを作る際の予算をできる限り抑えたいという場合、片面印刷の方が安く済ませることができます。

また裏面には何も書かれていないことから、文字が透けて表面が見えにくくなってしまう心配もありません。

読み手が目を通すのも表面だけで良いため、分かりやすいチラシを作ることができるでしょう。

ただ注意が必要な点として、同じ枚数分チラシを印刷したとしても紙の種類によって印刷価格が異なるということです。

ネット印刷の多くは、光沢紙(コート紙)やマット紙などの印刷価格を安めに設定している会社が多いのです。

 

 

両面印刷はどんな場合におすすめ?

両面印刷の場合

両面印刷はチラシにインパクトを付けたい時におすすめです。

両面印刷は印刷のエリアが2面に広がるため、1面のみに印刷を施す片面印刷に比べると掲載できる情報が増えます。

表面には比較的インパクトのあるデザインを掲載し、裏面にはそのデザインの流れを受ける形として、サービス・商品の詳細な説明や内容提示を掲載し、チラシの表面・裏面の2面を使ってストーリー性をもたせることができます。

表面から裏面への流れをつくることによって、ターゲットが行動を起こしやすくなるため、チラシを両面印刷にする際には、できる限り表面から裏面へのストーリーをもたせるようにしてみましょう。

 

片面印刷と両面印刷の選び方

片面印刷と両面印刷の選び方

こちらでは、片面印刷と両面印刷の選び方をご紹介します。

 

情報量の多さで選ぶ

文字サイズが小さく、情報量が比較的多めなチラシは読み手がストレスを感じがちです。

とくに、お年寄りなどのシニア層であれば読みづらいと感じてしまうでしょう。

チラシの訴求ターゲットをシニア層に設定している場合、大きめの文字サイズでシンプルなチラシを作成するように意識してみてください。

「どうしても情報量が多くなってしまう…」という場合は両面印刷を採用し、文字が読みやすくなるよう余白を多めに取るようにしてみましょう。

また、片面印刷か両面印刷、どちらにすれば良いか迷う際には、「情報量の多さ」で決めるのがおすすめです。

片面印刷に多くの情報を詰め込もうとする場合、とても見えにくいうえ読みづらくもなってしまいます。

また、読み手側もどの部分に着目すれば良いのか分からず混乱させてしまうことも。

「片面にはキャッチコピーと写真・イラストを大きく入れて、その裏面に情報の詳細を書く」という風に、表面と裏面とで強弱をつけるようにすると見やすくなります。

ただチラシ印刷では、片面印刷の方がコストパフォーマンスに優れているということをお話しました。

「予算を抑えたい」「情報量は少なめでも良い」という場合、片面印刷を選ぶようにすると良いでしょう。

情報量の多さで選ぶ場合、下記のように情報を整理してから片面・両面を決定しましょう。

 

情報を書き出す

チラシには「〇〇を購入してほしい」や「新規会員を獲得してほしい」といった、明確な目的が必要です。

目的が定まっていないとチラシを印刷しても十分な効果を得られず、費用対効果が悪くなってしまいます。

また、チラシを作成している方のなかには、頭の中に伝えたい内容やおおよそのデザイン案がある方もいらっしゃると思います。

しかし、十分な情報を記載していても、情報が整理されておらず内容が煩雑になっている場合も集客効果が期待できません。

そのため、チラシを作成する際は、情報を整理するために一旦紙に書き出してみましょう。

頭のなかの情報を「見える化」することで、チラシの作成者だけではなくチームやほかの社員の方にも理解してもらいやすくなります。

 

優先順位を付ける

チラシによって伝えたい内容が異なりますが、共通して最も伝えたい内容や、補足情報といったように優先順位を付けましょう。

たとえば、イベントに関するチラシの場合は「何に関するイベントなのか」が最も伝えたいことで、次に日時や場所といったイベント詳細や、過去に実施したイベントの写真などが重要になると思います。

最も優先したい情報を大きく目立つように記載し、優先順位が低いものは小さく目立ちにくいように記載することで、情報のメリハリを付けることができます。

両面チラシを作成する場合、表面に最も伝えたい内容を記載し、裏面には詳細情報を記載するといった使い方ができます。

 

見る人の視点で選ぶ

一般的に、人の視線は左上から始まり、右下に終わると言われています。

そのため、チラシのなかでも最も伝えたい情報を左上に記載し、右下に詳細を記載することで、人の視線に合わせた、自然な流れで情報を提示することができます。

両面印刷の場合も同様で、表面の左上には最も伝えたい情報を記載し、裏面の左上には詳細情報のなかで最も伝えたい内容を記載しましょう。

 

情報が少なすぎる場合の対処法

情報が少なすぎる場合

情報量が少ない場合、片面印刷を選ばれると思います。

しかし、情報量が少なすぎるとチラシ全体がスカスカしてしまい、チラシを見た人に商品やサービス、イベントの魅力を十分に伝えることができません。

また、情報量が少ない場合でも、不要な情報を記載してしまうとチラシを見た人に不要な情報を伝えてしまい、結果収益につなげることができなくなります。

チラシに記載する情報が少なすぎる場合は、チラシのデザインを工夫して余白を有効に活用しましょう。

情報量が少ない場合も、最も伝えたい情報を決めてから、チラシの中央や上部といった目立つ場所に大きく記載します。

余白が多いため、十分にスペースを利用することができるでしょう。

また、使用するデザインの配置(レイアウト)もある程度自由に決定することができるため、商品やサービスなどをしっかりと見てもらうことができます。

レイアウトのコツとしては、画像や文章といった要素が近づきすぎないことです。

上記を参考にチラシを作製したあと、「それでも少し物足りないかも」と思われる方もいらっしゃると思いますが、デザインにこだわりすぎて不要な情報を入れないように注意しましょう。

 

チラシを作成する際、デザインにもこだわろう

チラシのデザインにもこだわろう

こちらでは、チラシを作成する際のデザインのコツをご紹介します。

 

文字のメリハリ

チラシを作成する際、伝えたい情報の優先順位ごとに文字のメリハリを調整しましょう。

文字のサイズが同じ場合、統一感はありますがメリハリがないため、伝えたい情報が伝わりにくくなります。

優先度が高い情報は、下記のように文字のメリハリを調整しましょう。

 

大きさ

文字サイズは大きいほど見てもらいやすくなるため、最も伝えたい情報を大きく、詳細や説明といった情報は小さく記載しましょう。

 

明暗

色は視認のしやすさを左右する、重要な要素のひとつです。

背景色などにも依存しますが、最も伝えたい情報は明るい色で記載し、細かい情報は黒や濃いグレーといった、あまり目立たない色で作成しましょう。

 

密度

文字の密度は、伝わりやすさに大きく関連する要素です。

適度な余白が設けられた情報は視認がしやすく、余白が少なく詰め込まれた文字は読みにくくなります。

そのため、チラシのサイズやデザインによって、最適な余白を設けましょう。

 

情報のグループ化

チラシに記載する情報には、価格や場所、サービス内容といったものが含まれています。

意味や内容が近い情報をまとめて記載することで、チラシを見た人は理解がしやすく、興味を持ってもらいやすくなります。

下記、情報のグループ化を行う方法の一例です。

  • 意味や内容が近いものを寄せる
  • 線や枠、図形で加工
  • 色を統一する

 

「そろえる」ということ

デザインにおいて「そろえる」ということは、文章の頭や行数、余白といったさまざまなものが対象となります。

チラシに記載する情報をそろえることによって視認しやすくなるため、チラシを見た人は情報を理解しやすくなります。

下記、情報のそろえ方の一例です。

  • 頭・後ろ・中央揃え
  • 余白
  • インデント
  • グリッド

 

ルールを設ける

複数店舗のプロモーションを行う場合、チラシのなかには〇〇店の住所や電話番号といった情報を記載すると思います。

同じような情報を複数箇所に記載する場合、視認がしやすいようにルールを設けておくことをおすすめします。

たとえば、同じ構造の情報を、同じレイアウトとして頒布することや、「電話」と「TEL」といった表記の統一などが挙げられます。

 

キャッチコピー

キャッチコピーとは、チラシを見た人の注意や興味を引くうたい文句のことで、商品やサービスの魅力を端的に伝えることができます。

心に刺さるキャッチコピーは、下記のポイントをおさえて作成することができます。

 

短く、簡潔である

キャッチコピーの特徴は、短く簡潔な文章で魅力を伝えることができる点です。

チラシに掲載する商品やサービスが持つ長所や特徴を、少ない文字数に凝縮して記載しましょう。

 

真実を伝える

虚偽の内容を伝えることはチラシを見た人をだますことになるため、場合によっては詐欺に該当する可能性があります。

そのため、キャッチコピーを始めチラシに記載する情報は、必ず真実のみを伝えるようにしましょう。

 

相手のことを考える

キャッチコピーを作成する際も、必ずチラシを見た人のことを考えましょう。

チラシを見た人にその後どうしてほしいのか、どのような気持ちになってほしいのか、どのような言葉を使えば興味を持ってもらえるかといったことを深く考え、短い文章にまとめる必要があります。

このように、キャッチコピーは短い文章で構成されますが、作成するためには多くの労力が必要です。

見出しやメイン画像の下にキャッチコピーを記載し、多くの集客につなげましょう。

 

見る人の気持ち

チラシで最も重要なことは、「チラシを見た人に興味を持ってもらい、問い合わせや購入、契約につなげる」ことです。

目を引く、インパクトがあるチラシを作成しても集客が有効ではなかった場合、期待していた成果を得ることができません。

また、チラシが与える印象も重要な要素です。

たとえば、高価な商品を安っぽいデザインにするとチラシを見た人は「なんだか安っぽいな」と感じてしまいます。

また、価格が低い商品を高級そうに見えるデザインで作成すると、「なんだか高そうだ」と思われ、購入を控える方もいらっしゃいます。

そのため、価格や商品に適したデザインで作成する必要があります。

 

基本的には片面印刷が◎

片面印刷が良い

チラシを作成するうえで大切なことは「読み手側の立場に立って見る・読む」ということです。

先述でも少し触れましたが、両面印刷で2面あるからといってあまりにたくさん情報を載せてしまうと、読み手がどこの情報から見れば良いか分からず、混乱してしまうことがあります。

そのため省略できる情報は省略をし、本当に重要なポイントのみに絞って掲載するというのが理想的だと言えます。

基本的には片面印刷で収まるように、画像・デザインや情報を工夫して選択してみてくださいね。

必要な情報が抜けてしまう場合は、両面印刷を選択するようにしましょう。

 

おわりに

今回は、チラシを作る際、片面印刷・両面印刷どちらにするかという内容についてご紹介しました。

片面印刷は読み手側にストレスを与えにくいためおすすめです。

ただ、両面印刷では情報を多く掲載できるため、伝えたい内容が多い場合は、余白を意識しながら両面印刷でチラシを作るようにしましょう。

 

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タグ : チラシ 両面 印刷 片面
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