見られるパンフレットの作り方|印刷までの手順を解説

2022.04.30印刷

「パンフレット印刷を行いたいけど、どういった流れで作れば良いの?」という方も多いかと思います。

今回はパンフレット印刷の知識として、基本的なパンフレットの作り方についてご紹介していきます。

1. パンフレットを作る目的とターゲットを明確にする

パンフレットを作る際には、そのパンフレットの目的を明確にしましょう。

明確にしなければ、期待していた成果を得られないだけではなく費用対効果、反応率が下がってしまいます。

また、制作時にもコンセプトや訴求がずれてしまうため、目的を持ってパンフレットを作ることを心がけましょう。

目的を定めるためのおすすめの方法はノートやメモに、目的やターゲット、配布地域、配布方法などを書き出すことです。

パンフレットを作る目的の一例を記載しますので、これから作成する方はご参考ください。

  • 商品を一般の人に知ってもらいたい
  • 新店舗の紹介をしたい
  • イベント告知をしたい
  • 電話での問い合わせを増やしたい
  • 新入社員を増やしたい
  • 商品説明時に、よりお客様にメリットを伝えたい

2. パンフレットの企画を立てる

パンフレット作りの1番初めに行うことは、「どのようなパンフレットにするか」という企画を立てることです。

企画とは言っても見た目のイメージだけが先行してしまうと、後から「必要な情報が記載しきれていなかった…」ということにもなり兼ねません。

そのため、必要な要素をきちんと押さえながらイメージを固めておくと良いでしょう。

とくに「パンフレットのサイズ」「パンフレットの折り方」については先に決めておくとスムーズです。

パンフレットのサイズ

パンフレットはそのサイズによって、見た目の印象・手に取った感じが大きく異なってきます。

「どのようなサイズのものにすれば内容が読み手に伝わるか」を考えて選んでみましょう。

パンフレットの折り方

1枚の紙を折ることで作ることができるパンフレットを「折りパンフレット」と言います。

折り方により、パンフレットの開き方・内容・デザインなどが変わってくるでしょう。

代表的な折り方としては、「2つ折り(センター折り)」「3つ折り(Z折り・巻3つ折り)」「外4つ折り(蛇腹3山)」「観音折り」「開き観音折り」などが挙げられます。

パンフレットに載せる情報を明確にすると◎

パンフレットのサイズや折り方を決める目安として、「どういった情報をパンフレットに載せるか」ということを考えておくと良いかもしれません。

写真やロゴ、価格、問い合わせ先、商品の詳細など、「必要な情報をどの程度まで載せるか」、また「どういった配置にするか」までをイメージしておくことをおすすめします。

パンフレットのイメージが明確になったら、次は実際にパンフレットの印刷部数や使用する紙の種類についても見当をつけ、印刷会社へ見積もりを出してみると良いでしょう。

また、画像や資料を用意するのに必要となる日数や印刷するのに必要となる日数を数えて、できる限り余裕を持ったスケジュールでパンフレット作成を進めるのが理想的です。

 

3. パンフレットのサンプルを作る

折りパンフレットの場合、画面上のデザインやレイアウトを確認しているだけではあまりイメージが掴めないかと思います。

そのため、パンフレットと同じような大きさの紙を折ってみて、イメージしたパンフレットの内容を実際に書き込んでサンプルを作ってみましょう。

「画像が大きい・小さいかどうか」「文字ははっきりと読めるサイズか」「読みやすい・見やすいか」「問い合わせ先がパッと見でも分かるか」などといったポイントを確かめながら、調整していき、ラフレイアウトを作っていきます。

 

4. パンフレット作成の予算・納期を決める

パンフレットを作成する際には、必要な予算や納期を決めておくことも重要です。

予算が決まっていないとパンフレットが高額になることにより、費用対効果が下がってしまいます。

また、納期が決まっていない場合は配布時期から遅れてしまうため、反応率が下がってしまう可能性があります。

予算・納期を決める際のポイントは、それぞれ余裕を持っておくことが重要です。

たとえば予算の場合、想定よりも安く済ませることができればほかのプロモーションに残った予算を充当することができます。

納期についても印刷ミスや刷り直し、ページの増減といったトラブルや追加オーダーがある際でも、早めに動いておくことで指定期日までに手元に届けてもらうことができます。

 

5. パンフレットの印刷用データを作る

画像・原稿がある程度そろったら、印刷会社にパンフレットの印刷用データを入稿しましょう。

レイアウトデータにはグラフィックソフトやDTPソフトが使われ、細部まで指定できることが多いです。

そのため、データ制作を専門としていたり、デザイン知識を豊富に持っていたりするDTPオペレーターやデザイナーにパンフレットデータを作ってもらうというのが一般的なのです。

 

プロっぽいパンフレットを作るコツ

プロっぽいパンフレットを作る

パンフレットを自社で作成する際にも、プロの印刷業者が作成したような見た目にしたいと思う方は多いことでしょう。

プロっぽいパンフレットを作成するには、「フォント」「色」「用紙」に気をつける必要があります。

こちらでは、それぞれについてご説明します。

フォント

文字の字体を表すフォントによって、見た人の印象が変わります。

たとえばポップ体の場合は楽しかったり気持ちを上げたりするような印象を与え、明朝体のようにシックな字体の場合はしっかりと読んでもらいたいときに使います。

また、パンフレット全体で統一感を出すために、使用する字体はできるだけ少なくすることをおすすめします。

特定の字体を使用する際の注意点として、パンフレットを閲覧する際の環境によって文字化けや表示がされないことが挙げられます。

作成者が使用したパソコンでは問題なく閲覧ができても、確認者のパソコンでは書体だけではなく文章の幅も崩れてしまうことがあります。

そのようなトラブルを避けるためには、パソコン内に含まれている標準の書体を使用しましょう。

どうしてもオリジナルの書体を使いたい場合は、さまざまな環境下で文字化けや文章の隙間が無いかなどを確認しましょう。

プロっぽいパンフレットを作成する際には、統一感がある色使いも重要なポイントのひとつです。

たとえば赤を使用する場合、1ページ目の赤と2ページ目に使用する赤の濃淡が異なる場合、パンフレット全体の統一感が損なわれます。

統一感がある色の組み合わせは「基本となるカラー」に「基本となるカラーに合う色」「指し色」にプラスして「白・グレー・黒」がおすすめです。

下記、色の組み合わせの一例を記載いたしますのでご参考ください。

  • 青+紫+ピンク+白・グレー・黒
  • 薄いグレー+濃いグレー+オレンジ+白・黒
  • 薄いピンク+濃いピンク+若草色+白・グレー・黒

色の組み合わせに正解はないため、作成したパンフレット全体を見ながら色合いなどを調整しましょう。

用紙

パンフレットは手に取って中身を見るため、見た目だけではなく紙質も検討しましょう。

プロが作成するパンフレットには光沢紙やマット紙といった、普段使用しないような紙質のものが使われることが多いです。

オフィスワークなどで出力するコピー用紙でパンフレットを作成しても、安っぽいイメージがあるためパンフレットを見た人に対して「少し安っぽいパンフレットだな」と思われる可能性があり、その結果パンフレットとしての成果が下がってしまう可能性があります。

パンフレットを作成する際は、パンフレットに使用する用紙にも気を配りましょう。

どのようなパンフレットが良いかを迷った際には、競合他社や思わず手に取ったパンフレットを参考にするのも良いでしょう。

 

自分で作るのが難しいときはプロにお任せ

自分で作るのが難しいとき

先述の通り、自作でもプロっぽいパンフレットを作成することができます。

しかし、普段パンフレットを作り慣れていない方からすると、なかなか勝手が掴めず、作成しても安っぽかったり思ったような成果を得られなかったりすることがあります。

そのような場合、プロの印刷業者に依頼することを検討しましょう。

プロの印刷業者は、これまでにさまざまな印刷物を作成した実績を持つため、対象となるプロモーションに関するノウハウの提供もしてくれます。

外注コストは発生するものの、長時間社内でパンフレット制作に時間を費やすのであれば、プロに任せた方がコストを抑えられることもあります。

ターゲットや配布地域は決まっているがデザインがうまくいかないといった悩みが出ましたら、プロに相談してみてはいかがでしょうか。

 

おわりに

今回はパンフレット印刷の知識として、基本的なパンフレットの作り方についてご紹介しました。

パンフレットを作成する際には、「どのようなパンフレットにしたいか」という具体的なイメージを決めておくことが重要です。

大まかなイメージだけではなく、画像や文字のサイズ、色の配色、文章の内容、配置など、詳細を詰めていけばいくほど、イメージ通りのパンフレットを印刷することができるでしょう。

印刷技術と対応力 いろぷり

タグ : パンフレット 作り方 印刷
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