印刷前に知っておきたいチラシのレイアウト作成ポイント
2022.02.03チラシ印刷販促のために印刷物を作成する方の中には、どのようなレイアウトにすればよりお客様に伝わるのかを悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
印刷物が決まっていても、見にくいレイアウトだと思ったような成果を出せない可能性があります。
本記事では、印刷前に知っておきたいチラシのレイアウトを作成するポイントについてご説明します。
3ブロックのレイアウト
人の視線は、横書きの場合はZ型に、縦書きの場合はN型に動きます。
そのため、よりチラシの効果を上げるには、それぞれの型にあわせたレイアウトでチラシを作成しましょう。
いずれの場合も、チラシの最上部・中央部・最下部の3ブロックに分けることでチラシの視認性が向上します。
こちらでは、チラシの最上部・中央部・最下部に記載するべき情報をご説明します。
最上部
チラシの最上部には、タイトルやキャッチコピーなどを記載しましょう。
「これは私のことだ」「この悩みを解決したかった」など、チラシを見た方の目に留まりやすいポイントです。
中央部
チラシ中央部には、メインとなる画像や、最上部に記載されたタイトルやキャッチコピーの説明などを記載すると視認性の向上が期待できます。
メイン画像には、有形のサービスの場合は商品画像、サービスが有効な理由や根拠、施術中の写真など、最もアピールしたいイメージを掲載しましょう。
タイトルやキャッチコピーに目を引かれ、興味を持ったお客様に説明する箇所の為、チラシ中央部に記載する文字は最上部よりも小さくすることをおすすめします。
最下部
チラシの最下部には、サービスの問い合わせ先となる電話番号やメールアドレス、QRコード、申込先などを記載しましょう。
最下部まで見られたお客様は行動を起こされる可能性があるので、すぐに連絡をしてもらえるように先述した情報を記載しましょう。
記載情報を見やすくするコツ
チラシのどの箇所に、何を記載するべきかをご理解いただけたかと思います。
こちらでは、各項目に記載された情報を、より見やすくするためのコツをご説明します。
コンテンツの配置を整える
チラシに記載する文字の開始位置や、縦や横に並んだ画像の位置を整列することでお客様は記載情報を見やすくなります。
例えば文字情報の場合、タイトルは中央に、説明は左端から記載をするなど、見やすくすることができます。
字体
ゴシック体や明朝体など、さまざまな字体がありますが、チラシ作成時は、字体を合わせて統一感を出しましょう。
視認性を上げるために、見出しと本文で2種類までに抑えておくことをおすすめします。
情報の整理
関連性がある情報をまとめることで、お客様の視認性と記載情報の理解がしやすくなります。
例えば商品を説明している文章の間に画像があると、少し話題がそれてしまうので理解が難しくなります。
そのため、関連性がある情報はまとめて配置しましょう。
余白
文字や画像情報が多くなると、どこに重要な情報が記載されているのかがわからず、視認性が下がってしまいます。
そのため、コンテンツや文字情報は詰め込みすぎず、適度な余白を空けるようにしましょう。
余白を空けるポイントは文字と文字の間、文字と画像の間などです。
色使い
さまざまな色が使われているチラシは華やかなイメージを持つ一方で、重要情報などを理解しにくくなります。
先述の情報の整理の項目と併せて、関連情報同士を同じ色でまとめると視認性が向上します。
おわりに
本記事では、印刷前に知っておきたいチラシのレイアウトを作成するポイントについてご説明しました。
チラシの視認性は販売促進に大きく関係するので、作成前にしっかりとレイアウトを考えましょう。


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