チラシを印刷する枚数はどれくらい?印刷枚数の決め方をご紹介
2022.02.03チラシ印刷販売促進や問い合わせ数を増やすために、チラシを印刷することがあるかと思います。
印刷時は、デザインやイメージだけではなく、印刷する枚数も気になるところです。
ポスティングや手渡し配布を行うには、何枚のチラシが必要なのでしょうか。
本記事では、チラシを印刷する際の、印刷枚数の決め方をご紹介します。
配布方法・目的による印刷枚数の決め方
こちらでは、配布方法や目的による印刷枚数の決め方をご説明します。
目標反響数から算出
反響率とは、チラシを配布したユーザーのうち、実際に問い合わせた(反響があった)割合を指しており、反響数÷投函数で算出されます。
反響率から算出する場合、目標反響数÷反響率で求められます。
例えばDMの反響率が2%、ポスティングの反響率が1.5%だった場合、DMの方が有効な手法となります。
目標反響数を100件に設定した場合、DMに使用する必要なチラシの枚数は100件÷2%=5,000枚です。
反響率は後述するポスティングや手渡し配布などで異なるため、効率が良い方法で必要枚数のチラシを用意しましょう。
DM
DMとはダイレクト・メールの略で、個人宛に宣伝目的で送付される印刷物を指します。
ファミリーセールや商品紹介のハガキなども、DMに含まれます。
送付方法としてはDMのみで送付する場合や、封筒内に他の書類と同送することもあります。
DMの印刷枚数も目標反響数と同様に、目標反響数÷反響率から算出することができます。
ポスティング
マンションや一軒家など、住居にチラシを投函することをポスティングと呼びます。
ポスティングに使用するチラシの枚数は、1時間で配布が出来る枚数に配布時間を掛け合わせた、配布枚数×配布時間で算出することができます。
例えば1時間あたり250~300枚配布が可能で、配布時間を3時間とすると250枚/時間×3時間=750枚、もしくは300枚/時間×3時間=900枚となります。
一部のご家庭では、チラシをお断りしているところもあるので、もしも誤ってポスティングをしてしまうと会社の評価を下げる可能性がある点には注意が必要です。
手渡し配布
駅前など多くの人が集まる場所で、通行人に直接手渡しをする配布方法はポスティング同様、1日の配布時間と配布日数から算出します。
1日で200枚を配布でき、7日間配布をする場合200枚/日×7日=1,400日となります。
手渡し配布もポスティング同様、手作業での配布になるので、配布枚数や配布者の管理が必要です。
配布枚数が設定値以下の場合、なぜ目標数を達成することができなかったのかを考えましょう。
余ったチラシの活用方法
「予定よりも配る枚数が少なかった」「念のため多めに印刷しておいたが、必要がなかった」など、もしもチラシが余った場合はどのように処分すれば良いのでしょうか。
余ったチラシは、処分する前にDMで再送付、サービス期間延長、クーポンを付けて配布などで再利用することができます。
DMで再送付する際のメリットは、他の書類と同封して送付するので「チラシお断り」と記載された家庭であってもお届けすることができる点です。
サービス期間延長やクーポンを着けて送付する場合は、有効期限が過ぎたチラシを送付する際に再利用することができます。
「好評につき〇月まで期間延長」など、明確に期間を記載しておくことで、チラシを受け取ったお客様に対して、心理的に焦らせることができるため、お得感や購買意欲の向上を促進することができます。
おわりに
本記事では、チラシを印刷する際の、印刷枚数の決め方をご紹介しました。
チラシを印刷する際は配布方法や目的によって枚数を検討する必要があります。
多かったり少なかったりする際は、決定した枚数に問題があるかもしれません。
初めに反響数などを決定しておくようにしましょう。
最新記事 by いろぷりこらむ編集部 (全て見る)
- 印刷技術の進化と歴史|昔はどのような方法で大量に印刷していた? - 2024年11月23日
- デザイナー必見!デザインの著作権や意匠権などの権利について - 2024年11月23日
- デザインにおけるレイアウト|同じ要素でも伝わり方に差が出る - 2024年10月12日