パンフレット印刷時に知っておきたい適切なパンフレットサイズ
2022.02.03パンフレット印刷パンフレット作成時に、どのサイズで作成をすれば良いのかがわからない…という方もいらっしゃるかと思います。
印刷サイズは用途や特徴などが異なりますので、パンフレットを閲覧したお客様が理解しやすいように考えなければなりません。
本記事では、パンフレット印刷時に知っておきたい、適切なパンフレットサイズをご紹介します。
完成物別パンフレットサイズ
パンフレットとは、製本がされていない、仮綴じの印刷物を指します。
こちらでは、さまざまな形状のパンフレットサイズのご説明をします。
折りパンフレット
折りパンフレットは簡単な商品、サービス紹介や、テーマパーク内を案内するマップなどに使用されます。
一般的に、折りパンフレットにはA4からA6、B5からB6などといったサイズの紙を用いて印刷します。
折りパンフレットを使用するシーンとしては、必要情報をすぐに取得する必要がある時です。
中綴じパンフレット
企業の会社案内や製品、サービスなどを紹介する印刷物です。
中綴じパンフレットは説明が必要だったり、じっくりとお客様に読んでほしかったりといった場合に作成されます。
一般的に中綴じパンフレットは、A3からA4サイズを使用します。
パンフレットサイズと特徴一覧
パンフレットには、ドイツで採用された規格であるA判と、日本の美濃紙がルーツになったB判の2種類が主に使われています。
こちらでは、各紙のサイズをご紹介します。
A4判(サイズ:210mm×297mm)
パンフレットだけではなく、事務書類、カタログなど多くの印刷物に使用されるサイズです。
よく読んで欲しいものや目を引きたいものなど、さまざまな用途で使用することができます。
B5判(サイズ:182mm×257mm)
週刊誌やノートに使用されている、よく読んで欲しい印刷物に使われるサイズです。
パンフレットなどにも使用されることもありますが、報告書などオフィスで使われることが多い傾向にあります。
A5判(サイズ:148mm×210mm)
ノートやメモなど、持ち運びに適したサイズの印刷物です。
オフィスでは納品書や発行書など、小さめの印刷物に使用されます。
B6判(サイズ:128mm×182mm)
コミックや単行本に使用されるサイズで、A5判同様に持ち運びが容易です。
ビジュアルを重視したり、大きな文字を表現したりする場合におすすめのサイズです。
A6判(サイズ:105mm×148mm)
卓上カレンダーや文庫本などに、よく使用されるサイズの用紙です。
場所を取らず、視認しやすいものを印刷する場合に使用される傾向にあります。
特殊サイズ
上記以外のサイズの場合、特殊サイズでの印刷となります。
例えば3重、4重に縦折りするパンフレットの場合、横長の用紙が必要になります。
パンフレットの制作・印刷会社も要検討
パンフレットを印刷する時は、どの印刷会社にするのかも重要なポイントです。
印刷をしてくれる業者は主に広告代理店、編集プロダクション会社、印刷会社の3点です。
広告代理店にパンフレット作成を依頼する場合、WEBや新聞の折り込みチラシなど、さまざまなメディアを合わせた提案を受けることができます。
編集プロダクション会社は、パンフレット制作を専門としているので、より専門的な提案やアドバイスをもらうことができます。
印刷会社はデザイン作成と印刷、または印刷のみを行ってくれるので、広告代理店や編集プロダクション会社に比べて費用を抑えることができます。
ネット印刷の場合、データをお客様の方で作成されることが多いので、費用を抑えることができるだけではなく、ご注文から納品まですべてパソコン上で行うことができるので、少ない作業時間で印刷物を受け取ることができます。
おわりに
本記事では、パンフレットを印刷する前に知っておきたい、適切なパンフレットサイズをご紹介しました。
パンフレットを印刷する場合に推奨するサイズとしては、A4判やB5判など大きめなサイズの用紙がおすすめです。
制作を依頼する時は、コスト優先なのか、ほかのメディアとも併せて提案してほしいのかなどにより依頼する会社が変わります。
ユーザーに伝わりやすいパンフレットを作成するためにも、サイズには気を配りましょう。
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