演奏会やコンサートで使用する印刷物やおすすめデザインなどをご紹介

2023.03.05ネット印刷・デザイン

演奏会やコンサートの印刷物

演奏会やコンサートでは、普段の練習成果を見てもらい、心地よい音楽を届けるため多くの人に見に来てもらいたいものです。

そのためには、チラシなどを配布し、滞りなく入場してもらうためのチケットなどが必要となります。

しかし、チラシやチケットなどのデザインにお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、演奏会やコンサートで使用する印刷物やおすすめデザインなどをご紹介します。

 

演奏会やコンサートで使用する印刷物

演奏会やコンサートで使用する印刷物

演奏会やコンクールでは、下記のような印刷物が使われます。

 

チラシ

チラシは「散らすもの」が語源になっている印刷物で、大量に印刷して多くの人に目を通してもらい、購入や来場などを目的としています。

配布方法は街頭での手渡しやポスティング、DMへの封入などさまざまで、チラシは比較的低額で大量に印刷することができるため、さまざまな業種で利用されている印刷物です。

演奏会やコンサートにおいては、多くの人に来てもらうことを目的として配布されます。

 

チケット

チケット

チケットとはイベントの入場券や乗車券など、サービスの引換券に当たるものを指します。

一般的には1回のサービスを受けるためには1枚必要で、使い回すことはほとんどありません。

近年ではインターネットやスマートフォンなどの普及により、電子チケットが多く流通していますが、紙媒体のチケットの半券は自宅で保管することができるといった、思い出に残すことができる特徴があります。

下記、チケットに求められるものや、記載される要素です。

 

デザイン・イベント名・アーティスト名

チケットには、そのイベントを連想し、楽しい雰囲気を出せるようなさまざまなデザインが施されています。

また、一目でイベントの内容が分かるように、イベント名やアーティスト名なども記載しておくと良いでしょう。

デザインの詳細については後述いたします。

 

ナンバリング

チケットは複製や不正利用を防ぐために、ナンバリングを記載しておきましょう。

もしも同じ番号を持つ方がいれば、両者の購入先や登録情報などを確認し、怪しい参加者の入場を防ぐことができます。

また、近年ではライブチケットの不正転売が行われているため、本人確認のために身分証明書の提出を求めることがあります。

 

ミシン目

ミシン目はスタッフが回収する部分と、デザインが施されている部分に分けるために付けられます。

ミシン目がなくてもチケットとして機能しますが、お客様側からすると思い出が半券という形で残るため、付加価値につながる可能性があります。

 

プログラム

プログラムとは、下記のような情報が記載された、演奏会やコンクールの概要を示したものです。

  • 音楽会、コンクールのタイトル
  • 開催日時
  • 出演者名
  • 演奏する曲の紹介
  • スポンサー、協力団体名

プログラムがあることで、演奏会やコンクールに来た方はどのような曲が流れるのか、誰が演奏するのかといった情報を知ることができます。

また、プログラムを持ち帰って、自宅で思い出にふけることができるといったメリットがあります。

 

ポスター

ポスターとは、壁や柱、扉などに貼り付ける大きな印刷物です。

チラシよりもサイズが大きく、遠くからでも視認することができるため、多くの人の目に留めることができます。

チラシにもチラシやチケットのように演奏会やコンサートの写真やタイトルなどが使われるほか、大きな文字で書くことができるため、視認がしやすい点が特徴です。

 

招待状・案内状

招待状・案内状とは、演奏会に来てほしい人に対して配られる印刷物です。

チケットとは異なり、招待状や案内状は無料で来てもらうものもあり、特別な人や収益が目的ではない音楽会やコンサートでも使われる傾向にあります。

 

演奏会で使用するチラシのおすすめデザイン

演奏会のチラシのおすすめデザイン

こちらでは、演奏会で使用するチラシのおすすめデザインをご紹介します。

 

アクセス情報を載せる

演奏会やコンクールの会場に向かうアクセス情報を記載しておくと、チラシを見た人に親切です。

「〇〇駅から〇〇を右折して5分程度」といった文字情報や、地図やイラストで目立つ建物などを記載することで、見た人が調べなくても場所を理解することができます。

アクセス情報を記載することで、「意外と近い」といったイメージを持ってもらうだけではなく、具体的に会場へ足を運ぶイメージを描いてもらうことができます。

 

演者のプロフィールを記載する

演奏会やコンサートではボーカルや楽器の奏者など、さまざまなメンバーが参加します。

演者のプロフィールを記載しておくことで、「今回参加する〇〇さんは、過去に〇〇で演奏したことがあるらしい」といった副次的な情報を知らせることができ、楽しみが増すことでしょう。

また、演者を知らない方でも、「この人は面白そう」といった興味を持ってもらうことができるため、多くの集客が期待できます。

 

タイトルやキャッチコピーを記載する

タイトルはその演奏会やコンサートがどのようなテーマなのかを伝えるもので、キャッチコピーはタイトルを補足する情報などが記載されます。

また、より詳しく演奏会やコンサートについて知ってもらうためには、具体的な説明である「ボディコピー」も記載しておくと良いでしょう。

これらの情報を記載することで、チラシを手に取った人はどのようなイベントなのかを知ることができます。

 

ホームページのURLやQRコードを掲載する

チラシの内容に興味を持った方は、イベントや演者に関する情報をもっと収集したいと思うものです。

しかし、検索エンジンで調べるにしてもさまざまな情報が発信されているため、情報の正当性を得られない可能性があります。

そのような場合、チラシにホームページのURLやQRコードなどを記載しておくと、チラシからすぐに詳しい情報を確認することができるようになります。

QRコードにはライセンスなどは不要なため、自由に使うことができます。

 

問い合わせ先を記載する

チラシに記載されている情報だけでは、チケットの販売期間や席数などが分からないことがあります。

お客様からの質問が来ることを想定して、電話番号やメールアドレスなどを記載しておくことをおすすめします。

必ず書いた方が良い、というものではありませんが、記載していればすぐに問い合わせることができるため、お客様にとっては便利なものです。

なお、自宅の電話番号やメールアドレスを記載するといたずらに遭う可能性があるため、チケット販売業者やイベント会社のものを記載することが一般的です。

 

演奏会で使用するチラシ作りに関する注意点

演奏会でのチラシ作りの注意点

チラシを作成する際、さまざまな情報を詰め込みすぎて文字や画像イメージが小さくならないようにしましょう。

文字が小さいとチラシを受け取った方は情報の視認がしづらいことから、興味が失せてしまう可能性があります。

しかし、会場へのアクセス情報やチケット代といった必要な情報が記載されていない場合、チラシを見ただけでは情報を網羅することができないため調べる手間が発生します。

また、チラシにチケット購入につながる導線がない場合、集客や収益につながりません。

そのため、チラシの効果を最大限に発揮するため、購入できるサイトや電話番号といった情報は必ず記載しておくようにしましょう。

 

おわりに

本記事では、演奏会やコンサートで使用する印刷物をご紹介しました。

演奏会やコンサートではチラシやチケット、プログラム、ポスター、招待状・案内状などがあります。

チラシのデザインについてはアクセス情報や演者のプロフィールなどを記載することで、チラシを見た人の興味を引くことができます。

多くの人に見に来てもらえるよう、ポイントをおさえた、楽しそうなデザインの印刷物を作成しましょう。

 

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タグ : チラシ 印刷 演奏会
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