チラシ印刷におすすめの紙質とは?特徴と選び方をご紹介
2025.12.08|チラシ印刷
チラシの仕上がりは、デザインだけでなく「紙質」によっても大きく印象が変わります。
ツヤのあるコート紙や落ち着いたマット紙など、用途や目的に合わせた選択が欠かせません。
適切な紙質を選ぶことで、発色や手触り、ブランドイメージまで左右されます。
本記事では、チラシ印刷におすすめの紙質と選び方について解説します。
チラシに使われる主な用紙の種類と特徴

チラシ印刷に使われる用紙には、コート紙・マット紙・上質紙・特殊紙などがあります。
以下にて、それぞれの用紙が持つ特徴と活用シーンを紹介します。
コート紙
コート紙は表面が滑らかで光沢があり、写真やカラー印刷が鮮やかに仕上がる用紙です。
ツルツルとした質感が特徴で、商品の高級感や華やかさを演出したい場合に適しています。
飲食店のメニューやイベント告知チラシなど、ビジュアル重視の印刷に多く用いられます。
マット紙
マット紙は光沢を抑えた、上品な質感が魅力の用紙です。
文字が読みやすく、落ち着いた印象を与えるため、企業案内やサービス紹介などに向いています。
また、光の反射を防ぐため、屋内掲示や説明資料としても使いやすいのが特徴です。
上質紙
上質紙は表面加工がなく、自然な手触りと温かみのある仕上がりが特徴の用紙です。
筆記性が高いため、アンケートや申込書付きのチラシにも適しています。
ナチュラルで誠実な印象を与えたい場合におすすめです。
特殊紙
特殊紙は模様や凹凸、独自の色味などを持ち、特別感のある仕上がりが特徴です。
高級ブランドの販促や、他と差をつけたいイベントチラシなどに活用されます。
コストは高めですが、視覚的なインパクトを重視する際に効果的です。
紙の厚さと仕上がりの関係

チラシの厚さは「kg(キログラム)」で表され、一般的には90kg・110kg・135kgの3種類がよく使われます。
以下は、各紙の厚さに関する特徴です。
- 90kg :薄く軽いため、大量配布や折込チラシに最適です。
- 110kg :扱いやすく、販促用として最もバランスの取れた厚さです。
- 135kg :しっかりとした質感で、高級感を重視する店舗紹介や商品カタログに向いています。
厚みが増すほど印刷コストが上がる傾向にあるため、配布目的と予算を考慮した選択が重要です。
おわりに
本記事では、チラシ印刷におすすめの紙質と選び方について解説しました。
コート紙は鮮やかでツヤのある仕上がりを求める場合、マット紙は落ち着いた印象を出したい場合に適しています。
上質紙や特殊紙を選べば、温かみや高級感を演出することも可能です。
紙質や厚さを工夫することで、チラシの印象や訴求力は大きく変わります。
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