チラシの成果指標は反応率や費用対効果で確認しよう!
2022.04.30チラシ印刷チラシを印刷する目的は、チラシ上に記載された電話番号への荷電数やQRコードからWEBサイトへのアクセスを経た成約数などが挙げられます。
チラシの成果は、どのように計測・確認をすれば良いのでしょうか。
本記事では、チラシの成果指標である反応率や費用対効果の算出方法などについてご説明します。
チラシの成果を確認する方法
チラシの成果を確認する方法は、後述する反応率や費用対効果が挙げられます。
反応率や費用対効果は配布地域やターゲット、折り込みやポスティングといった配布方法などによって異なるため、最も成果が良いチラシの配布方法を確認することができます。
反応率
チラシを見た人からの連絡や問い合わせを反応として、チラシの配布枚数と反応数から算出することができる割合が反応率です。
折り込みチラシの反応率は、一般的には0.01~0.3%程度と言われていますが、業種やサービスの単価、配布地域やターゲットによって異なるため、参考値として考えておくと良いでしょう。
反応率は下記の数式で算出することができ、割合が高ければ高いほど良い成果であると言えます。
反応率=反応数÷チラシの配布枚数
たとえば10,000枚を配布した際の反応数が10件だった場合、下記のようになります。
反応率=10件÷10,000枚×100=0.10%
費用対効果
チラシを印刷する際にかかった費用に対して、いくら回収ができたのかが費用対効果です。
費用対効果は高ければ高いほど成果が良く、サービスの単価によってはチラシの印刷費用よりも高くなることもあります。
費用対効果は、下記の数式で算出することができます。
用対効果=成約時の単価÷チラシの印刷費用
たとえば成約時の単価が合計100,000円、チラシの印刷費用が50,000円の場合、下記のようになります。
費用対効果=100,000円÷50,000円=2.0
チラシの成果を改善する方法
こちらでは、チラシの成果を改善する方法をご紹介します。
制作費用を抑える
チラシの制作にはデザインや印刷、配布する際にかかる人件費などさまざまな費用が発生します。
そのような制作費用を抑えることも、チラシの成果改善を行うためには有効な方法です。
たとえばこれまで10,000枚で1枚あたり2円、合計20,000円だった印刷費用を1枚あたり1.7円にコスト削減することで合計17,000円に減額することができます。
印刷枚数に変更はないため、コスト改善を行うことができたと言えます。
制作費や人件費を抑えるためには印刷業者やデザイン会社、人材派遣会社など、チラシ印刷や配布に関するさまざまな企業と商談を行う必要があります。
配布地域・ターゲットを選定する
チラシを配布した後に成果を確認し、反応率や費用対効果が高かった地域やターゲットに絞ることでも成果改善が期待できます。
こちらの場合、計画から改善までを一連の流れで行うことができ、成果改善を繰り返すことができる「PDCAサイクル」で実施することをおすすめします。
計画→実行→検証→改善→計画…の流れで行うPDCAサイクルは、一度に複数の改善を行うのではなく1つずつ改善を行うため、成功要因と失敗要因が明確になるというメリットがあります。
配布方法を検討する
チラシは新聞などの折り込みだけではなく、ポスティングや街頭での配布といったさまざまな配布方法で人の手に渡ります。
配布方法によっても成果が異なるため、先述のPDCAサイクルを実施して最も効率よくお客様を獲得できる方法を探しましょう。
デザインを変える
チラシのデザインは反応率や費用対効果に大きな影響を与えます。
反応が良くないな、と感じられたら競合他社のチラシや自社でも過去に成果が良かったチラシを参考に、デザインを再構築してみましょう。
おわりに
本記事では、チラシの成果指標である反応率や費用対効果の算出方法などについてご説明しました。
チラシの成果は反応率や費用対効果で算出することができ、それぞれ制作費用を抑えたり配布先を選定したりすることで、改善することができます。
改善を行うためにも、まずは過去に配布したチラシの実績を確認しましょう。
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