パンフレット印刷で使われる「台割」って何?

2021.12.27印刷

パンフレットの台割

企業案内や学校案内、イベント会場などで、会場の見取り図や説明が記載されているパンフレット。

パンフレットの作成を考えられている方の中には、記載内容やレイアウトを迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのようなときに必須となるのが台割です。

本記事では、パンフレット印刷で使われる「台割」についてご説明します。

 

台割とは?

台割とは、パンフレットのどのページにどのような情報を記載し、またどの情報をどの程度の大きさで表示するのかなどを記載した、いわゆる設計図の役割をもつものです。

もしも台割が無ければ、どこにどのような情報が必要なのかがわからないため、印刷会社に依頼をしてもイメージ通りのものを作成してもらえない可能性があります。

一般的に台割は、8ページ以上の冊子を作る際は必須であるといわれています。

パンフレットの作成は1人でするものではなく、台割を用いて内容のバランスや流れなどを確認する人もいれば、台割を参考に印刷を行う人もいるため、情報の共有や備忘録としても台割は重宝されます。

自身や企業がイメージするパンフレットを作成するためには、台割は必須であるといえます。

 

台割のタイプ

台割のタイプ

台割には、見開きタイプと表タイプの2種類があります。

こちらでは、それぞれのタイプについて詳しくご説明します。

 

見開きタイプ

見開きタイプとは、写真やイラストが入っていたり、デザインが凝っていたりするパンフレットを作成する場合に使われやすい台割です。

完成イメージに近い形式の台割であるため、印刷を依頼する会社だけでなく、印刷会社も完成後のイメージがしやすいため、両社間で認識の齟齬が起きにくい点が特徴です。

オモテ表紙にはタイトルやパンフレットの内容、裏表紙には発行社名や住所、電話番号などを記載するのが一般的です。

表紙以外にはどの画像をどこに、また文字情報は何を記載するかなど大まかな流れを記載します。

 

表タイプ

表タイプは、何ページに何の情報を記載するのかなど詳細を記載した、表形式の台割です。

エクセルなど表形式のツールで作成するため、印刷を依頼する会社は短い時間で作成することができます。

小説や論文など、膨大なページ数が必要になる書類などを見開きタイプの台割で作成すると多くの時間を使ってしまいます。

そのため、ページ数が多い冊子を作成する際は表タイプの台割が向いているといえます。

表タイプの台割に記載される情報は通し番号やページ番号、画像、用紙、色数などがあります。

 

台割の作り方

台割の作り方

なぜ台割が必要なのか、台割の種類をご理解いただけたかと思います。

こちらでは、実際に台割の作成方法についてご紹介します。

 

タイプの決定

まずは見開きタイプの台割にするのか、表タイプの台割にするのかを決めましょう。

ページ数が少なくて画像やイラストデータが多い場合は見開きタイプ、ページ数が多くて画像やイラストデータが少ない場合は表タイプの台割を作成しましょう。

 

書き込む内容を決定

レイアウトが決まったら、次はどのような情報を書き込むのかを検討・決定していきましょう。

一般的に必要な情報は通し番号、ページ番号、ページ内容、用紙、印刷の色(4色)、折り方などを指定します。

 

ラフ案の作成

印刷会社が理解しやすく、お互いの認識の齟齬をなくすために、手書きでもいいのでラフ案をつくりましょう。

ラフ案でも「私(当社)としてはこんなものを作りたい」という意図を印刷会社に伝えることができます。

より理想に使いパンフレットを作成するため、ラフ案の作成も検討しましょう。

 

おわりに

本記事では、パンフレット印刷で使われる「台割」についてご説明しました。

台割は印刷を依頼する会社と印刷会社間で齟齬をなくし、イメージ通りのパンフレットを作成するために必要です。

ページ数やデータの種類などで、見開きタイプと表タイプのどちらが良いのかが変わるので、印刷会社にイメージを伝えやすい方式で台割を作成しましょう。

 

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タグ : パンフレット 印刷 台割
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