チラシを作る際、片面印刷・両面印刷どちらにする?
2021.09.24チラシ印刷チラシ印刷の際、「片面印刷・両面印刷どちらにすれば良いの…?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
今回はチラシ印刷の際は片面印刷・両面印刷どちらにするかという内容について、それぞれのメリットと併せながらご紹介していきます。
予算を抑えるなら「片面印刷」を
チラシ制作の予算をできる限り抑えたいという場合、両面印刷に比べて印刷のコストがかからない「片面印刷」がおすすめです。
また裏面には情報が記載されていないため、裏面の文字が透けて読みにくくなるということも無いでしょう。
読み手は表面のみの情報だけに注目すれば良いため、読み手にとってはシンプルで非常に分かりやすい見た目になっているのが特徴でもありメリットでもあります。
情報を盛り込んだインパクトのあるチラシは「両面印刷」が◎
一方、両面印刷の場合は片面印刷に比べると「より多くの情報を組み込むことができる」というメリットがあります。
「チラシに何か大きなインパクトをつけて読み手の目をひきたい」という場合、印刷面積が片面印刷の倍になる両面印刷がおすすめだと言えます。
確かに、片面印刷の場合でもある程度はインパクトを付けることは可能です。
ただ片面にすべての情報を詰め込まなければならないため、どうしても一つ一つの情報サイズが小さくなってしまう傾向にあります。
また両面印刷のチラシに関しては、表面情報から裏面情報にかけての流れを作ることができるため、ストーリー性を生み出しやすいのです。
これにより、読み手の気持ちを掴みやすい・行動に移させやすいという効果が期待できます。
たとえば、チラシ表面には画像やロゴを大きく入れてインパクトをもたせることで読み手の関心をひき、裏面ではその表面の情報の詳細やキャッチコピーを掲載する、といった内容にすることで、チラシの表面・裏面で強弱をつけることができます。
強弱をつけたリズム感のあるチラシビジュアルというのは、読み手の印象にも残りやすいと言われています。
一つの情報に絞るのではなく、そのほかにもたくさんアピールしたい内容がある場合は、両面印刷を検討してみてください。
どちらにするか迷った時は読み手の負担を考える
チラシ印刷は「片面印刷」「両面印刷」がありますが、それぞれのメリットが異なります。
そのため、最終的にはチラシの情報量や内容、予算に合わせて最適なものを選択するのが良いでしょう。
また、チラシを作る際の大切なポイントとしては、「読み手側の気持ちになってみる」ということが挙げられます。
チラシに記載されている情報が多すぎると、読み手が混乱してしまいます。
このことから、基本的には「片面印刷で何とか情報を収める」という考えがおすすめです。
ただ、無理に片面印刷にしようとすると逆に読みにくくなったり、必要な情報を掲載できなかったりといったトラブルが起きてしまうため、このような場合は両面印刷を検討するようにしましょう。
「関心をひきつつ、いかにして読み手の負担を軽減させられるか」というポイントを押さえることがチラシ印刷を成功させる秘訣と言えます。
さらに高齢者の方をターゲットとしている場合は、文字サイズ関して注意が必要です。
チラシの情報量が多めになりそうなときには両面印刷を行い、読み手が読みやすいと感じるデザイン・文字サイズにすることをおすすめします。
おわりに
今回はチラシ印刷の際は片面印刷・両面印刷どちらにするかという内容について、それぞれのメリットと併せながらご紹介しました。
読み手の負担を軽減させるという意味では片面印刷がおすすめですが、「インパクトを出したい」「情報をたくさん載せたい」という場合は両面印刷がおすすめです。
チラシの内容や読み手のことをイメージして、選んでみてください。
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