イメージバリアブルとは?ネット印刷での活用事例をご紹介
2022.04.30ネット印刷・デザイン印刷物を見た人にメッセージを伝えるためには、写真や文字を有効に使う必要があります。
メッセージを伝える手段のひとつに、「イメージバリアブル」というものがあります。
本記事ではイメージバリアブルとは何か、ネット印刷での活用事例をご紹介します。
イメージバリアブルとは?
イメージバリアブルとは、あらかじめ用意された同じ写真や絵の中に文字を自然に埋め込む手法のことを指します。
イメージバリアブルはあらかじめ用意された画像に、イメージと合うように文字を加工するため、印刷物を見た人に違和感を与えず、自然でより強くメッセージを訴求することができます。
また、イメージバリアブルは写真を使いまわすことができるためコスト削減だけではなく、印刷物を見た人に対して「私のために作ってくれたのだ」といった付加価値をつけることができる点が特徴です。
テンプレートに当てはめていくため、制作者側は同じように見えますが、見る人側に合ったテキスト情報を自然に加工するため特別感を与えることが可能です。
イメージバリアブル活用事例
こちらでは、イメージバリアブルの活用事例をご紹介します。
ポストカード
バースデーカードやクリスマスカード、招待用のDMなどにもイメージバリアブルが使われます。
文字を書き込む枠が用意された写真を用意し、その中に相手の名前やセール案内、招待状の内容などを記載します。
ポストカードは多くの人に送付するため、イメージバリアブルを使用することで印刷物を見た人それぞれに特別感を与えることができます。
名前入りカレンダー
カレンダーの中には送り先の企業名や担当者名を入れることがあります。
名前入りのカレンダーを印刷する際にイメージバリアブルを使用することで、受け取った相手に特別感を与えられ、企業イメージの向上に貢献することができます。
インビテーションカード・招待状
企業・個人にかかわらず、イベントやセミナーにお客様を招待する際に使われるインビテーションカードや招待状にもイメージバリアブルが採用されます。
特別感を出すことができ、イベントやセミナーへの参加率向上も期待できます。
イメージバリアブルの依頼方法
イメージバリアブルはほとんどの場合、オプションとして用意されています。
印刷業者によってはイメージバリアブルに対応していないこともあるため、依頼時に確認をしておきましょう。
下記、イメージバリアブルの依頼方法の一例をご紹介します。
1. テンプレートを選ぶ
印刷業者によってはイメージバリアブルに使用するテンプレートを用意されていることがあります。
用意されている場合はその中から使用するテンプレートを選びます。
またテンプレートによっては記載できる箇所が決まっているものもあるため、明確な仕上がりイメージを持っておくことが重要です。
2. 表計算ソフトを使用してリストを作成する
印刷データや印字データなどは、表計算ソフトにまとめてリストを作成しましょう。
表計算ソフトを使用することで確認がしやすく、また表がずれない限りは記載情報をそのまま印刷してもらえるメリットがあります。
3. 印刷業者に各情報を送付し、印刷をしてもらう
テンプレートが決まり、リストを記載した表計算ソフトを送付することで印刷作業に入ることができます。
業者によってはサンプルを用意してもらうことができるため、イメージ通りのものが印刷できているか確認をしながら印刷作業を進めてもらいましょう。
おわりに
本記事ではイメージバリアブルとは何か、ネット印刷での活用事例をご紹介しました。
イメージバリアブルとは写真の中にとけこむように文字を入力する手法のことで、ポストカードやインビテーションカード・招待状、名前入りカレンダーなどに使われます。
印刷物を見た相手に強くメッセージを伝えたいと考えられたら、イメージバリアブルを実施してみてはいかがでしょうか。
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