ネット印刷時に知っておきたいPDF入稿のメリットについて

2021.11.14印刷

PDF入稿

 

ネット印刷のサービスを利用する場合、「PDF入稿」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。

こちらの「PDF入稿」とは一体どのような入稿方法なのでしょうか?

今回はPDF入稿の入稿方法と、ネット印刷時に知っておきたいPDF入稿のメリットについてご紹介していきます。

 

 

入稿にはどのような方法がある?

入稿の方法

 

チラシ・名刺・パンフレットといった印刷物を作る場合、その原稿データを印刷会社に渡して印刷を進めることになりますが、この流れのことを「入稿」と言います。

現在では、パソコンで作成したデータを入稿する「データ入稿」が主流となっています。

また、データ入稿には2つの種類があり、Illustratorを使ったai形式や、Photoshopを使ったpsd形式のものをそのまま直接入稿する「ネイティブデータ入稿」。

そして、そのネイティブなデザインデータを印刷用PDF形式に変換したうえで入稿する「PDF入稿」があります。

 

【ネット印刷】PDF入稿のメリット

PDF入稿のメリット

2種類の入稿方法があることが分かりましたが、今回は後者の「PDF入稿」のメリットについてご紹介します。

 

データの容量を軽くできる

ai形式やpsd形式といったようなネイティブデータを直接入稿してしまうと、各ソフト内にはさまざまなレイアウト情報が含まれているので、どうしてもデータの容量が重くなってしまいます。

この形式をPDFに変えることで不要な情報が取り除かれ、シンプルなデジタルデータとなり、データの容量を軽くすることができるのです。

 

ソフトの互換性を心配する必要がない

入稿データで使ったソフトが発注した印刷会社で使用されていない場合、印刷会社でデータの詳細な確認を行ったり、出力したりといったことができません。

しかしPDF形式の場合、使用ソフトを選ぶことなく、異なる環境であっても同一のレイアウトで確認することが可能で、相互性を心配する必要もありません。

ただ、PDF形式にもさまざまな細かい設定があるため、デザインデータを入稿する際には印刷用に特化している設定でPDF作成を行ってください。

 

レイアウトが崩れることが無い

PDF入稿での最大なメリットであるとも言えるのが、作成時のレイアウトが崩れないということです。

先述でも触れましたが、デザインデータを作成したパソコンと印刷会社のパソコンでは、ソフトバージョン・OS・フォントの種類・解像度などの環境が異なるため、たとえ同じソフトを使っていても思わぬトラブルが起こってしまうことがあります。

しかしPDF形式であれば、こういったトラブルを未然に防ぐことができます。

 

フォントの互換性を心配する必要がない

上記でも少し説明いたしましたが、印刷会社が入稿用のデータに使われているフォントをインストールしていなかった場合、別の種類のフォントに置き換えられてしまいます。

出来上がったものを確認してみると、「入稿時にイメージしていたものと大きく印象が変わってしまっている…」ということにもなり兼ねません。

PDF入稿の場合は、フォントを埋め込みできる機能があるため、印刷会社が指定のフォントをインストールしていない場合でも心配はいりません。

フォントをすべて埋め込んだ状態のデータにして入稿するようにしましょう。

 

 

おわりに

今回はPDF入稿の入稿方法と、ネット印刷時に知っておきたいPDF入稿のメリットについてご紹介しました。

「ネイティブデータ入稿」は、Illustratorを使ったai形式、Photoshopを使ったpsd形式のデザインデータをそのまま入稿することを言います。

その一方、「PDF入稿」とは、そのネイティブデザインデータを印刷に特化したPDF形式に変換したうえで入稿することを言います。

PDF入稿では、ソフトやフォントの相互性を心配する必要がないほか、データの容量を軽くすることができるというメリットがあります。

ネット印刷時にはPDF入稿のメリットを知ったうえで、PDFデータに変換するようにしましょう。

 

 

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タグ : PDF ネット 印刷
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