チケットの印刷をネットでオーダーする際のポイントをご紹介
2022.07.05ネット印刷・デザイン映画や美術館、コンサートなどで使われるチケットには、それぞれ独特なデザインが施されています。
チケットを印刷する際には、サイズや記載情報に指定はあるのでしょうか。
本記事では、チケットの印刷をネットでオーダーする際のポイントをご紹介します。
チケットのサイズに決まりはある?
結論として、チケットのサイズに決まりはなく、発行元によって自由にサイズを設定することができます。
チケットのサイズを決める要素としては、チケットに記載する情報量に依存し、必要な情報を十分に盛り込んだうえで、しっかりと情報を目視することができるサイズが求められます。
下記、一般的に使われるチケットのサイズと記載情報です。
チケットの種類 | サイズ(単位:cm) | 記載情報 |
映画のチケット(前売り券) | 5.5×15.0 | 作品名
上映時間 上映シアター チケット価格 作品イメージ |
映画のチケット(当日券) | 7.6×7.5 | 作品名
上映時間 上映シアター チケット価格 |
割引券 | 7.6×15.0 | 対象商品名
有効期限 割引額・割引率 商品イメージ (限定数) |
施設への入場券 | 5.8×8.5 | イベント名
開催期間 チケット価格 施設イメージ |
チケットに記載する情報をきれいに見せるには?
こちらでは、チケットに記載する情報をきれいに見せるための方法をご紹介します。
訴求内容を明確にする
先述の通り、チケットにはそれぞれ用途や目的があるため、チケットを使用する人が一目で理解できるように、訴求内容を明確にする必要があります。
訴求内容を明確にするためには、文字の色を変えたり、装飾を加えたりしましょう。
たとえば映画のチケットの場合、いつ、どの映画がどこで放映されるのかといった情報が訴求内容となります。
また、割引券の場合はどの商品が、いつまでに、いくら割引されるのかといった情報が訴求内容であるため、一目で理解できるようにする必要があります。
写真やイラストを使用する
写真やイラストは、文字情報よりも印象に残りやすい特徴があります。
チケットに写真やイラストを使用することでアイキャッチ効果が得られるだけではなく、何に使用するチケットなのかを一目で理解してもらうことができるようになります。
また、半券チケットの場合はデザインが良ければ手元に残しておき、コレクションとして保管しておく方もいるため、何度も見直したくなるようなチケットをデザインしましょう。
イメージや色を統一する
チケットの中には、アーティストや作品、商品イメージを記載するものもあります。
それらのイメージや色に合ったデザインや色使いをすることで統一感が生まれ、よりきれいにチケットを見せることができます。
QRコードを利用した技術
QRコードとは、「Quick Response」の頭文字を取ったもので、素早く読み取るという意味を持ち、手続きや費用なしで誰でも使うことができます。
近年、チケットには下記のような用途を持つQRコードが記載されることが多い傾向にあります。
人同士の接触を回避
QRコードを専用の端末で読み込ませることで、現地スタッフに接触することなく素早く入場・利用することができます。
チケットの所有者の特定
チケットには、事前に所有者を登録する機能が備わっているものもあります。
そのため、万が一チケットを紛失したり盗難被害に遭ったりしても、所有者以外がそのチケットを利用することができなくなるだけではなく、チケットを再発行してもらうことができる場合もあります。
おわりに
本記事では、チケット印刷におけるポイントをご紹介しました。
チケットを印刷する際には、下記のポイントをおさえましょう。
- 訴求内容を明確にする
- 写真やイラストを使用する
- イメージや色を統一する
- QRコードを掲載する
チケットを見た人の頭に残りやすく、使いやすいチケット作成を心がけましょう。
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